目次
- 「アタックブースト」の効果
- 攻撃力検証
- 疲労攻力検証
- 吹き飛ばし力検証
- 状態異常蓄積値検証
- 攻撃範囲拡大検証
- 「ヒールブースト」→「アタックブースト」の連続発動
- 「ヒールブースト」と「アタックブースト」の使い分け
「アタックブースト」の効果
「アタックブースト」発動時は元性能+追加攻撃によって全ての攻力が増加し、攻撃範囲も拡大する。性能の上昇率や変化の度合いは、各スキルごとに異なっている。基本的には、各スキルの長所がより強化されるような性能変化が加えられる。
攻撃力検証
「アタックブースト」発動時は各スキルに追加ダメージが発生し、結果としてスキルの総合ダメージが上昇する。
「アタックライザー」などのダメージ上昇バフは、「アタックブースト」発動中にも効果がある。
いくつかのスキルの総合ダメージをブーストの有無で比較してみると、「アタックブースト」発動時のダメージ上昇率が割り出せる。
スキル名:ブースト発動時ダメージ:通常時ダメージ=倍率
(数値はLv.5サイクロプスをLv.1武器で攻撃した時のもの。今回はダメージ倍率調査の検証のため、スキル倍率などは無視している)
- スラスト:245/195=1.26
- コル・スパイク:5476/4617=1.19
- コル・ミーティア:19679/15464=1.27
一部のスキルを除き、殆どのスキルで1.25倍以上のダメージ上昇率を確認できた。(「アタックライザー」のダメージ上昇率は約20%)
この結果から、Sランサー単体でのダメージ上昇率は「アタックブースト」が最も優れていることが分かる。
通常ダメージ部分(103、30)に変化はなく、追加ダメージ(92、20)が入ることで総合ダメージが上がる。「アタックライザー」を受けている状態では、通常ダメージ+追加ダメージを含む全てのダメージ数値が約20%上昇する。
※補足1「シュクリス・ブラスト」のダメージ上昇
「シュクリス・ブラスト」は霊力蓄積時の衝撃ダメージに変化がなく、霊力解放攻撃(爆発)にのみダメージ上昇する特殊設置スキル。さらに、設置したときに「アタックブースト」を発動しているかどうかではなく、解放時に「アタックブースト」を発動しているかどうかでダメージが上昇する。
・「ブラスト」設置→「アタックブースト」発動→「ブラスト」解放(ダメージ上昇)
・「アタックブースト」発動→「ブラスト」設置→「アタックブースト」解除→「ブラスト」解放(ダメージ変化なし)
疲労攻力検証
「アタックブースト」発動時は「疲労攻力/チャンス攻力」も上昇する。上昇率は、高高度「フォル・スラスト」や「コル・スパイク」、特に「シュクリス・ガーダー」解放攻撃など、元の攻力が優れているスキルほど上昇率も高い結果となった。
「コル・スパイク」は、遠距離からでも「色コア削り」が行える万能スキル。効果上昇分は約12%と、これだけのために「アタックブースト」を発動するかは微妙なところ。
「シュクリス・ガーダー」の場合は、約30%の上昇が見られるなど、スキルごとの振れ幅が大きかった。
吹き飛ばし力検証
追加攻撃分の吹き飛ばし力は微量のため、飛躍的な効果上昇は得られなかった。しかし、攻撃回数の多い「コル・ストルム」などの乱舞系なら、他のスキルよりも多く吹き飛ばしダメージを与えられる。
「シュクリス・ガーダー」の「吹き飛ばし力」上昇率は、単発スキルゆえにやや控え目。攻撃箇所を脚部位(弱点コア)ではなく頭部位にすれば、もっと高い上昇率が見込めたかもしれない(「疲労攻力」は十分に高い!)。
「吹き飛ばし力」を高めるなら、「コル・ストルム」などの乱舞スキルを活用しよう。
状態異常蓄積値検証
「アタックブースト」発動時の状態異常蓄積値の上昇率は、スキルによって1~2割といったところ。状態異常を狙う場合は、「コル・スパイク」「コル・ミーティア」、弱点頭部位など「アラム・スレイ」を使おう。
軟化状態異常値100の武器で、「コルスパイク」を2発当てた際の比較画像。
上昇率は約23%。状態異常まで5発かかる敵が、4発で状態異常が入る感覚だ。状態異常値が高い武器ならこの差を活かせる。
効果範囲拡大検証
「アタックブースト」発動時は、一部のスキルの攻撃範囲が拡大する。特に、「アラム・スレイ」「コル・スパイク」は体感できるほど影響が大きく、逆に「アラム・ファング」などはそこまで大きな変化は感じられなかった。
貫通性能もある「コル・スパイク」。比較画像では、約2キャラ分離れた距離からでも攻撃がヒットしている。
射程範囲が伸びるほど、動きが素早い敵にも当たりやすい。
「ヒールブースト」→「アタックブースト」の連続発動
「ヒールブースト」発動→即解除を行った際の「スピリットゲージ」残量は、ちょうど「シュクリス・ガーダー」解放攻撃(最大霊力時)1発分。これを利用して、「ヒールブースト」のダメージ上昇バフを受けながら「アタックブースト」発動することも可能だ。
ブーストの連続発動の際には、バフ効果時間の長い「ウォール・グラスタ」を使おう。通常「ウォール・グラスタ」なら40s、「ウォール・グラスタ【技】」なら50sバフ効果が継続する。
(ソロプレイ時に「ウォール・グラスタ」を設置すると、ソーサラーポーンなどは魔法詠唱を止めて近づいてきてしまうので注意しよう。)
- 「ヒールブースト」発動→「ウォール。グラスタ」設置→ブースト解除→「シュクリス・ガーダー」解放攻撃→「アタックブースト」発動
「ヒールブースト」と「アタックブースト」の使い分け
「アタックブースト」は、Sランサーが単独で戦う場合や、「色コア削り」などの要所場面で効果を発揮する。
逆に、PTの総合火力増加を狙うなら、「ヒールブースト」+「ウォール・グラスタ【技】」などで赤ジョブの支援を行うと良いだろう。