待ってましたと言わんばかり、新人のセプタに声をかけるソーサくん。
きちんとしてれば、それなりにカッコいいとの噂です。
ハイセプターのダウン火力(仮)
今回は、新ジョブ「ハイセプター」のダウン火力について調査した。
ハイセプターの高火力スキルは、「魔力ゲージ」や「魔印」など、何かと発動条件が多い。
そのため、各スキル検証時の条件項目も合わせて確認しよう。
また、現状のハイセプターには以下のような不具合が判明している。
- ほぼ全てのスキルが「筋力」依存で攻撃力が上がり、「魔力」強化アビリティなどの効果が反映されない。(本来であれば、魔法スキルは「魔力」依存、剣技スキルが「筋力」依存でダメージが変化すると推測される。)
- 「攻聖」「攻闇」などのアビリティが反映されない。(公式ページにて不具合との説明あり。)
- ①「闘勢」などの筋力アビリティで全てのスキルがお手軽に強化できる。
- ②「テラーブラスト」など、属性魔法の火力強化が行えない。
ダウン火力dps検証
武器:lv.93武器(物攻・魔攻2944・雷クレ)
アビ:闘勢6、空撃4、夜帝ジュエリー(空滅7)、握烈6、侵滅ジュエリー(握撃7)、射極6、常撃6、昇堕倒5、昇堕吸5、烈墜6
対象:lv93サイクロプス(雷弱点、斬撃弱点、打撃耐性)
備考:「魔印」最大時(光円月、黒閃牙性能上昇)、※1「魔充」アビ無し
- 光円月(空中)→昇堕斬:(1094+647+(1086+1086+713)*2+889+2149)/4.5s=2344/dps
- 光円月(空中)のみ:(1094+647+(1086+1086+713)*2/2.9s=2590/dps
- 黒閃牙:(2741+905+4560+452*3)/3.7s=2584/dps
- 黒閃牙(しがみ付き):(3575+1180+5945+590*3)/4.2s=2969 /dps
- 黒閃牙→ミラージュシフト:((2741+905+4560+452*3)+456+286*3+345)/3.4s=3300/dps
- ※2エクリプス・ブライト(聖・打属性):(1474*12+5190/8.2s)=2790/dps
- テラー・ブラスト(闇・斬属性):1024+(172+1196+475)*14+2392)/8.4s=3478/dps
- ルイン・ブレード(射属性):(5608+448*12)/3.1s=3543/dps
- ※3ルイン・ブレード2連発:((5608+448*12)*2)/5.7s=3854 /dps
- ルイン・ブレード(アビ「翔剣6」):(8376+500*12)/3.1s=4753 /dps
- ルイン・ブレード2連発(アビ「翔剣6」):((8376+500*12)*2)/5.7s=5262/dps
- ブレイブスレイド:3367/ dps
- 足元刀牙昇斬:3772 /dps
※1「魔充」発動時、各dpsは大雑把に約100~140程度上昇。
スキル発動中に魔力ゲージ2本以上保持が条件のため、2ゲージ消費スキルとは相性が悪い。(ゲージ3本以下でテラー・ブラスト等を発動させた場合、ゲージ残量が1本になるため「魔充」効果は乗らない)
※2エクリプス・ブライトは「聖属性・打撃攻撃」。サイクロプスが「打撃耐性」持ちのため、ダメージ数値はやや低くなってしまった。打撃弱点を持つ竜族系、聖弱点を持つ霊体系には、検証時以上の火力を発揮する。
※3ルイン・ブレードは攻撃後の硬直が短いため、2連続使用の場合はトータルフレームが短くなる。
ダウン火力考察
検証の結果、dpsの高い火力は以下のようになった。
- 魔力0ゲージ→黒閃牙→ミラージュシフトor黒閃牙(しがみ付き)
- 魔力1ゲージ→ルイン・ブレード
- 魔力2ゲージ→ルイン・ブレード(翔剣6)orテラー・ブラスト
検証して意外だったのは、光円月のdpsが予想以上に低かったことだ。
「空撃3」「夜帝」「昇斬倒・吸」「烈堕」「常撃」など、ほぼ全ての火力アビリティを積んでいるにもかかわらず、結果は2400/dps未満。
検証時では「昇斬倒・吸」両アビがlv.5のため、多少の伸びしろは残されているが、ダウン火力としては心もとない結果となった。
(5月3日追加検証)
上記検証では光円月→昇堕斬のコンボのダメージ数値。
光円月単体の場合、結果は2590/dpsとなった。
検証時のアビリティは「空撃4」「夜帝」のため、仮に「空撃6」を装備すればダメージはさらに伸びる。
単体発動の黒閃牙が2584/dpsであることを考えると、アビリティ次第では光円月(空中)も悪くない。
黒閃牙は「魔印」最大時に限りダウン火力として有能だ。
黒閃牙(しがみ付き)は約2969/dps、「魔充」発動時は約3100/dps程度になる。
黒閃牙→ミラージュシフトは、黒閃牙の硬直をミラージュシフトでキャンセルする連携だ。
スキルのトータルフレームが短くなり、さらにミラージュの攻撃ヒットも追加されるため、0ゲージ発動としては最も高い約3300/dpsになる。
理論値は優れているが、ミラージュキャンセル発動後、再び弱点部位に黒閃牙を当て当て続けるのは意外と難しい。
しかし、火力が高く見栄えもいいため、魅せプレイのひとつとして練習するのも良いだろう。「魔充」発動時は約3440/dps程度になる。
2ゲージ消費スキルでは、ルインブレード(翔剣6)が瞬間火力で他を圧倒している。ルインブレードは距離によって威力が増減する仕様なので、攻撃時はバックリーブなので距離をとろう。
テラー・ブラストは高威力+高持続力でダウン火力に優れている。
フィニッシュまでの追撃回数はボタン連打で変化するのだが、検証結果では筆者の平均追撃数を載せている。
実際にはもう少しだけ追撃回数は増やせるため、連打力に自信がある方はぜひ限界追撃回数に挑戦しよう。
また、各魔力スキルは検証データは、攻撃箇所指定時間を0タイムで計算している。
実践ではこの部分で余計に時間を奪われやすいので、ダウン攻撃中のカメラワークなどを調整するなどして、できるだけ素早く正確な攻撃部位指定ができるように意識しよう。
ダウン火力構成レシピ
ハイセプターは、ダウン時にどれだけゲージを保持しているかでdpsが変化する。
ダウン時に魔力ゲージがない、もしくは「魔印」が最大になっていないと、ファイターのブレイブスレイド(3367/ dps・「攻〇」アビなし)以下の火力しか出ないことを知っておこう。
敵のダウン時間を約20秒と想定した場合、以下のようなダウン火力レシピが考えられる。
- ①テラー・ブラスト×2[16.8s]+ルインブレード[3.1s](総合平均3488/dps[19.1s])(魔力ゲージ5本)
- ②テラー・ブラスト×2[16.8s]+黒閃牙→ミラージュ[3.4s](総合平均3316/dps[20.2s])(魔力ゲージ4本)
- ③ルイン・ブレード(翔剣6)[5.6s]+黒閃牙(しがみ付き)×3[12.6s](総合平均3674/dps[18.2s])(魔力ゲージ4本使用)
- ④ルイン・ブレード(翔剣6)[5.6s]+黒閃牙→ミラージュシフト×4[13.6s](総合平均3872/dps[19.2s])(魔力ゲージ4本使用)
個人的には、③の構成レシピが火力・安定力とのバランスからお薦めだ。
レシピ上では必要魔力ゲージが4本以上だが、「魔印」最大時の「黒閃牙」によるゲージ回収率は優秀なので、実践ではゲージが3本以上残っていれば発動可能だ(「魔充」が発動していれば、火力はさらに伸びる)。
一見するとルイン・ブレードが最適解のように見えるが、こちらは「射極」「翔剣」「常撃」などの火力アビリティが必要となる。アビリティコストの制約を考えると、テラー・ブラストを組み込んだ①&②の構成も悪くない。
テラー・ブラストは戦甲パーツ破壊やコア削りにも優れているため、ダウン火力スキルを含むスキル構成はよく考えよう。
ハイセプターは今後再調整される可能性あり
最後に注意してほしいのは、ハイセプターは今後再調整がほぼ確実に行われるということ。
アビリティ関連の修正と合わせて、各スキルのバランス調整がされないとも限らない。
(実際に、過去にはファイアーの「ブレイブスレイド」、セージの「ランパートレイド」などの火力スキルはサイレント調整されている。)
今回の検証記事は、あくまで4月29日付けのものなので、今後の調整次第では最適ダウン火力が変わることもあり得る。
次回の新WMなどでハイセプターがどれだけ活躍するかで、最終的なジョブ調整が加えられるだろう。
いつもちょっかい出される女子3人組の噂話。
プリーストはできる子らしく、一度もソーサくんの被害にあってないんだとか。