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#198 新スキル感想18 直下突き【技】(ファイター)

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ファイターの新カスタムスキル・直下突き【技】。

挙動の癖が非常に強く、なかなか思い通りには働いてくれない「じゃじゃ馬」スキルだ。扱いこなせれば強い・・・かも?

特徴的な挙動

直下突き【技】は発動方法によって挙動が変化する。

  • 地上発動→これまで通り変化なし。
  • 空中発動→ジャンプの慣性で飛距離延長。ダメージ微増加。
  • 空中近距離発動→ほぼ真下への落下攻撃に変化。ダメージ増加。

検証では、最もダメージ・吹き飛ばし力が高い、空中近距離発動のデータを基本とした。

また、吹き飛ばしアビリティに関しては、実践時を想定したアビリティに厳選した。

攻撃力

dps比較

武器:lv.93武器(物攻2965・雷クレ)

アビ:闘勢6、壮腕6、空撃4、烈墜4、夜帝ジュエリー(空滅7)

対象:対象:lv93サイクロプス(雷弱点、斬撃弱点、打撃耐性)

備考:「攻雷」アビ無し

直下突き【技】(空中近距離発動):(9414+2528)/3.8s=3142/ dps

ブレイブスレイド: (3998+2302+2059+2544+710*3+2019+6001)/6.25s=3368/ dps

刀牙昇斬【技】(足元):(2326+2746+646+646)/1.7s=3743/ dps

直下突き【技】は定点攻撃が行いやすく、ダウン火力スキルとしても扱い易い。しかし、単純な火力自体はブレイブスレイドなどに劣る結果となった。

単純なdps火力を目指す場合、ダウン火力に使う必要はないだろう。

(直下突き【技】は状態異常値が優れているため、ダウン中に状態異常を狙う場面では活躍できる。)

アビリティについても検証したが、直下突き【技】には空中強化アビ(空撃・空滅)の効果はなかった

火力を強化する際には、これまで通り烈墜を装備しよう。

吹き飛ばし力

吹き飛ばし力比較

武器:骸骨の騎士の県(ベルセルクコラボ武器)(吹き飛ばし力781)

アビ:充実(シールドバッシュ【剛】検証時のみ、重盾+盾崩)

対象:lv93戦甲ラージリザード・重装

備考:戦甲パーツ赤ヒビ時(ヒール当てなし)

直下突き【技】(空中近距離発動):546+2300+2185

刀牙昇斬【技】:961+917+54+54

シールドバッシュ【剛】:660*4+2117

直下突き【技】の蹴り上げには吹き飛ばし力があるため、戦甲パーツに対しては紫ダメージを与えることができる。

蹴り上げ、落下攻撃、引き抜きの3ダメージの合計はシールドバッシュ【剛】に匹敵するが、実践では落下攻撃のみがヒットすることが多い。

また、落下攻撃部分は「戦甲特攻カウンター」に対応しているため、上手く決められれば戦甲パーツを一撃で白ヒビ状態(通常ダメージが与えられる状態)にすることができる。

補足ではあるが、上記検証は吹き飛ばし力の高いコラボ武器を使用している。

緑ジョブのヒール効果なしでこれだけ紫ダメージを与えれるのは正直なところ驚きだ。対地上戦に限って言えば、オーク系・戦甲系に左右されない強さを発揮できるだろう。

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「戦甲特攻カウンター」が決まれば、9999の紫ダメージを与えられる。

狙うのは難しいが、当たれば効果は大きい。

直下突き【技】の注意点

直下突き【技】は挙動が特殊な上に、運用上での弱点も多い。

  1. 空中発動時は無防備状態。ハイパーアーマー等は付かない。
  2. 空中発動時に攻撃方向を変更できない。
  3. 攻撃範囲が狭い。
  4. スキル発動から攻撃発生までタイムラグがある。
  5. 空中の敵には当たらない。
  6. 引き抜き動作の隙が大きい。
  7. 消費スタミナが大きい。

特に、1・2・3の要素が扱いにくさを増長させている。

方向転換ができないために攻撃を当てづらく、さらに隙の大きさから反撃も喰らい易い。

滞空モーション中の被弾によってスキルを潰されることも少なくない。

これらの理由から、攻撃範囲の広い敵、移動スピードの速い敵、対複数の乱戦等では扱いづらい

一見すると、奇襲戦法以外に使い道がないスキルに見えるが、実はあるスキルと併用することで、立ち回りでも強力なスキルに化けることになる。

盾構えから空中直下突きに繋げる

盾構えとはファイターのガードモーションのことである。

地上・空中問わず発動でき、構え中は他のスキルに派生できる特徴がある。

敵の攻撃を空中で防ぎながら直下突き【技】に派生すれば、多少ではあるが発動時のリスクを抑えることができる。

また、盾構えは発動時に360度方向転換が可能である。

空中で盾構え→空中近距離発動時と繋げることで、直下突き【技】の攻撃方向に変化を加えることができる。

これを行えば、ドワーフオークの背面、リザードマン系の尻尾部位などの弱点を効果的に攻めることができる。

この動き自体は刀牙昇斬などでも可能だが、直下突きは瞬間火力に優れているため、このような突貫戦法とは相性が良いのだ。

以前、攻撃後の隙だけはどうしても生じるため、一対一で闘える状況を選んで各個撃破を狙っていこう。

また、直下突き【技】は状態異常値に優れているため、クレストやリミット解除次第で気絶・凍結・物防低下などの様々な状態異常を入れることができる。

これまでは、気絶と吹き飛ばし力ならシールドバッシュ【剛】、状態異常値ならセンチュリオンスパイクと分担されていたが、直下突き【技】ならこれ1つで両方の効果を狙うことができる(攻撃の当てやすさ、安定力には劣るため、扱うには慣れが必要だ)。

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①敵の頭上もしくは側面からジャンプで回り込む。

ジュエリーなどでジャンプ力強化を行うと、より敵を飛び越えやすくなる。

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②空中で盾構えを行い、向きを調整。

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③空中近距離直下突き【技】を発動。

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見事、敵の背後を攻撃することに成功した。

厄介な敵のガードもすり抜けて攻撃することができる。

弱点攻撃時のダメージが大きいため、小型敵は状態異常が入る前に倒してしまう。

直下突き【技】はロマンスキル

直下突き【技】は、攻撃力・吹き飛ばし力・状態異常値、3拍子揃った欲張りなスキルだ。

弱点も多いスキルだが、「戦甲特攻カウンター」を狙えるうえ、状態異常も狙えるなどロマン要素が非常に高い。

上手く扱い切れれば、小型敵から大型戦甲敵まで幅広く活躍できるだろう。

最初はスキルに振り回されて被弾も多くなってしまうが、だんだん癖が分かってくると使うのが楽しくなってくるスルメ的スキルでもある。

これまでとは違う立ち回りが楽しめるので、ファイターで遊びたい覚者はぜひスキル枠にセットしてみよう。