今回は、ランパートレイド【技・剛】について、以下の検証を行った。
- ゲージ回収性能
- 攻撃力
- 気絶攻力
ゲージ回収性能
ランパートレイド【技】は、スキル使用中にガード性能が発動する。
さらに、敵の攻撃を防ぎながらカウンターヒットすれば、こちらのFゲージを増加する効果も追加されている。
Fゲージ増加量はヒット数で変化する。敵へのダメージ量では増加量は変化しない。
Fゲージ増加量は、敵1対に対し、最大ヒットで約38%(ゲージ1.8本分)近くだ。
ヒット数で変化するため、複数敵に同時ヒットした場合、Fゲージ増加量はさらに伸びる。
このため、敵が密集している場面では、積極的に同時ヒットを狙っていこう。
また、【技】派生のガード性能は、フォースシールドの効果を反映する。
フォースシールド【技】と合わせれば、微量だがFゲージ増加量は強化される。
フォースシールド【剛】と合わせれば、エミリネーターなどのガード不可攻撃も防ぎなら攻撃を当て続けられるようになる。
個人的には、フォースシールド【剛】との併用効果が強力なのでお薦めだ。
上記画像は、ゴブリン3体に同時ヒットさせた場合。
1セットでFゲージを8割以上増加している。
ランパートレイド【技】を0ゲージで発動した際にも、ゲージ増加効果は発動する。
このため、冒険開始時のゲージ回収手段として扱いやすい。
Fシールド【剛】と併用すれば、敵の盾崩し攻撃も防げるようになる。
まさに、鬼に金棒だ。
攻撃力
武器:IR105(物理攻撃力:2811、魔法攻撃力2838)
アビ:(物理攻撃力上昇)闘勢6、強盾6
(魔法攻撃力上昇)奉然6、攻爆倒6、攻爆砕6、常撃6
(共通攻撃力上昇)巨狙6、攻雷6
対象:Lv.93サイクロプス
備考:雷エンチャント仕様。
ランパートレイドはゲージ消費時のものを検証する。
Fバーストのスキル時間※1は、Fバーストの単発スキル時間を参照。
Fバーストのスキル時間※2は、Fバースト7発+Fアンカー込みの時間(17.6s/7)を参照。
- ランパートレイド【技】 892×10+4464 6.0s dps:2230
- ランパートレイド【剛】 1140×10+4712+3571 6.0s dps:3280
- Fバースト(雷) 6388 1.2s※1 dps:5323
- Fバースト(雷) 6388 2.5s※2 dps:2555
比較参考DPS(ファイター)
- ブレイブスレイド 4388+2526+2260+2792+780×3+2216+6404 6.25s dps3668
- ブレイブスレイド+雷エンチャ (推定)dps:4035
ランパートレイド【剛】は火力が強化されている。
検証時のランパートレイド【剛】のdps:3280。
通常と比べると火力が約23%以上増加。造魔・魔族・戦甲種に対しては、さらに10%強化される。
しかし、それでも赤ジョブと比べると火力はやや控えめ。
雷エンチャント込みでも、ファイターのブレイブスレイドdps:3668には大きく劣る結果となった。
しかし、ダウン火力が強化されたことで、セージの悩みであった「PTの総合ダウン火力低下」は殆ど解消された。
「PTの総合ダウン火力DPS」簡易比較例
①セージ×1+ファイター×2+プリースト×1編成の場合(エンチャントあり)
- 2555(Fバースト)+4035×2(ブレイブスレイド)+0(プリースト)=10625
②ファイター×3+プリースト×1編成の場合(エンチャントなし)
- 3668×3(ブレイブスレイド)+0(プリースト)=11004
- 3280(ランパートレイド【剛】)+4035×2(ブレイブスレイド)+0(プリースト)=11350
上記の比較例は、あくまで簡略化した一例。
アタッカージョブやヒーラージョブが変われば、それだけ総合DPSは変化するため、実際はここまで単純ではない。
とはいえ、ダウン中に弱点属性エンチャントをかけ、さらにランパートレイド【剛】を使用すれば、平均的な総合PTダメージを出せるようになった点は大きいだろう。
セージ待望のダウン火力スキル!
大型敵のダウン時間を20秒前後と見た場合、ランパートレイドを3セット以上は当てていきたい。
ダウン前には、ゲージ残量を最低3本以上は確保しておこう。
気絶攻力
武器:IR100(Lv.90相当)
対象:Lv.90オーク
備考:Fゲージ消費時の性能の参照
- 通常時:24ヒット(12+12、2セット)
- アビ倒盾:17ヒット(12+5、2セット)
- アビ倒盾:17ヒット(12+5、2セット)
- アビ倒盾+烈当:14ヒット(12+2、2セット)
- アビ倒盾+気絶攻力80(リミット解除):7ヒット(1セット)
ランパートレイド【剛】は、スキルの気絶攻力が強化されている。
Lv.90オークに対しは、適正武器で2セットフルヒットで気絶が入った。
この性能は、大雑把にウォリアーの柄打ち【剛】の最大溜め攻撃と同レベルだ。
気絶攻力を強化する場合は、効果の高いアビ倒盾から優先的にセットしよう。
ランパートレイド【剛】の気絶攻力は強力だが、定番化している氷凍結×4+氷襲の装備下では、殆どの敵は気絶が入る前に凍結状態になってしまう。雑魚敵に対してはこれだけで事足りる場面が多いため、あくまで補助敵な効果として捉えておこう。
氷以外のエンチャントをかけた場合でも、気絶効果が発動すれば敵を拘束できる。
気絶効果は他の状態異常の邪魔になりにくいので、使い勝手もいい。
気絶攻力80を附与した場合、状態異常値の高いプロテクションスイングもお薦めだ。
2回当てるだけオークを気絶状態にできる上に、全方位攻撃+風圧効果もある。
感想
これからのシールドセージは、Fバーストを主力に闘う「魔法攻撃型セージ」と、ランパートレイド【剛】を主力とする「物理攻撃型セージ」の2種類が登場するだろう。
Fバーストを主力に闘う「魔法攻撃型セージ」は、ゲージ回収に優れたランパートレイド【技】をセットしよう。
ゲージ回収手段が増えたことで、これまで以上にFバーストを使いやすくなる。
フォースシールド【剛】と組み合わせれば、ガード崩しを多用する敵も怖くない。
ランパートレイド【剛】を主力に闘う「物理攻撃型セージ」は、前提条件の物理火力アビ(闘勢、強盾)、青ジョブ必須アビ(過給、氷襲)を装備しよう。欲を言えば、気絶攻力を強化するアビ倒盾もほしいところだ。
正直なところ、アビリティ枠の余裕がないセージでこれらのアビリティを揃えるのは難しい。
「物理攻撃型セージ」は、やりこみ覚者専用のスタイルになるだろう。
なかなかインパクトの強い2つの新スキルだが、基本的には、使い勝手と性能が高いランパートレイド【技】がお勧めだ。
スタミナ管理だけは注意しなくてはいけないが、発動時のデミリットがほとんどなく、さらにカウンターヒット時のリターンは大きい。
氷凍結クレスト×4装備の大盾なら、突進するだけで敵を凍結にできるので、突進攻撃だけでわりと楽しむことができる。
ランパートレイド【剛】については、セージのロマン要素を高めてくれるスキルだと感じた。
設計通り、PT総合火力を落とさずにダウン火力に貢献し、さらにダウン延長まで可能になれば、セージの活躍する機会はもっと増えてくるだろう。
ランパートレイド【技・剛】は、どちらもややアタッカーよりの新スキルだが、セージはあくまでタンクジョブ。攻撃よりも、タゲトリとエンチャントが最優先だ。
攻撃ばかりに意識が向いて、青ジョブとしての役割を疎かにしない様に気をつけよう。
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